嫁とは結婚して丸9年ほどになるが、最初は言葉の問題、生活習慣の違い等、信頼関係を作るのに苦労した。以下、嫁との生活で気付いたことを書きます。
- 言葉の問題
- タイ女性の性格
- 食事
- 仕送り
- 日常生活
1.言葉の問題
これはお互いに覚えるしかない。
嫁は日本に来る前に紹介会社の日本語教室で2~3ヶ月くらい習っていた。
その時の本とノートを日本に持ってきていた。
今はyou tubeで覚えている気がする。
私は最初「男と女のタイ語」という本の簡単なフレーズを覚えていった。
結婚するまでは、タイと日本の遠距離電話。
当時は、LINEが始まったころだったので、悪戦苦闘しながらタイ語でコミュニケーシ
ョンを取っていました。ほぼ毎日・・・
スマホ翻訳機はGoogle翻訳が1番精度が高いが、誤訳もあり嫁と誤解を生んだことも
あったので注意したほうが良い。
特に主語を省くと「私なのかあなた」なのかわからないと嫁から指摘を受けたことが
ある。
今では夫婦だけが通じる、タイ語、日本語、英語のちゃんぽん会話。
普段の日常会話はこれで十分かと。
細かく説明が必要な時は、Google翻訳を使用しています。
2.タイ女性の性格
*南国らしく細かい事は気にしない。
曖昧な返事は混乱させます。 なるべくYes Noをはっきり言いましょう。
嫁は今でこそ曖昧返事を理解していますが、当時は理解出来ないと言っていまし た。
*感情の起伏が大きい。気が短い人が多いがけんかしても次の日に持ち越さないと
いうか忘れやすいのかな? 短気は損気。とても頑固です。
*浮気は絶対に許してくれない(恐ろしいことになります!)
浮氣すると直ぐ別れると言います。修復はかなり難しいと思います。
道を歩いていてチラッと女性を見たらかなり怒られますので注意が必要です。
もちろん数人で写った写真に女性がいたらヤキモチを焼きとても怒りますので注
意が必要です。
*バンコクのような都会や若い人はわからないが、田舎は世話焼きの女性が多い。
昭和初期のような女性が多い気がする。
私は因みに手足の爪は嫁に切ってもらっています。
*頭を手でなでる行為はやめましょう。
*謝る事はあまりしない 。
*まじめな仏教徒
3.食事
*当然タイ料理を好みます。嫁は控え目に2,3個の唐辛子を入れていました。
辛い、酸っぱい、甘いものを好みます。
当初、私もとても辛く感じましたが今は慣れました。
タイ料理は全て辛いわけではありませんが、タイ料理が苦手な人は移住は難しいと
思います。
日本の食事もなれますが、生卵、納豆は食べれられませんでした。
私の作るカレイの煮つけとぶりの照り焼き、おでん、筑前煮は好評でした。
*猫舌です。日本の熱いラーメン等はすぐ食べられません。
*日本のカップラーメンは大好物です。スープが美味しいらしいです。
数の子は大好きでした。
*日本の野菜は甘くて美味しい、米も美味しい(白菜も生でも食べます)
タイ人は果物が大好きです。
焼き芋は大好きです。特に紅はるかの甘さにはビックリしていますした 。
日本の果物は値段が高いと文句言っていました。タイからドリアンを購入するとめ
ちゃくちゃ高くなります。
タイでは魚は基本、川魚です。(私は海魚が恋しいです。)
ナマズ系の魚を食べましたが苦手です。嫁はアロイと言っていましたが。
たまにタイの食材が宅配で届くので嫁に尋ねると、Facebookで知り合って食材を買
ったと言っていました。ネッワークはすごいです。
4.仕送り
これが一番日本人に馴染めないことだと思う。(喧嘩の原因になりやすい)
フィリピンも同じだそうだとフィリピーナに聞いたことがある。
当時、嫁はシングルマザーで子供と親の面倒をみていた。
日本には嫁だけ来るので当然タイの生活費が必要なことは理解できる。
東南アジアでは一般的なようです。
最初は15,000バーツ(当時4万~5万円)をタイに送っていたが、最後は子供の学費
などが必要ということで25,000バーツ(10万円程度)送っていた。
当時は、別れた妻と娘や息子に仕送りしていたので3つの仕送りはかなりきつかった
し途中のバーツ高もかなり痛かった。子供たちの仕送りが終わった時は正直ほっとし
た。(自分を褒めてあげたい。仕送りだらけの人生を)
海外送金は当初、ゆうちょ銀行から振り込んでいた。いつも会社の昼の休憩時間に行
ってしんどかった記憶がある。
また、途中から送金が遅くなった。多分不正送金などの審査が厳しくなってきたもの
と思われるが、手数料が上がるタイミングでwiseに切り替えた。
今もWiseを使っている。
日本の銀行からタイの銀行に送金している。為替レート見ながら送金している。
手数料も安いし送金も早いし為替レートを見ながら送金できるのでお勧めである。
Wise(旧TransferWise):オンライン海外送金 | 海外の銀行機能
5.日常生活
*アイロン掛けをよくします。下着もアイロン掛けしていました。
会社に行くとき、恥ずかしくないように と言っていました。
タイに来てからはアイロンはかけたことは ないようです。
*貯金の概念があまりありません。(お金はきれいに使います)
私は1か月の生活費(医療費、光熱費は別)を渡し、使い方は任せました。
お金が無くなると食事が質素になるのでわかりやすい。そういう時はそっと1万円
を渡したり、そっと財布に入れておきました。貯金等は私が管理しました。
嫁はタイ人特有の「何とかなる。今までも何とかなった」というが、
私としては「何とかなったでなく、私が何とかしていた」と言いたいが、分かって
もらえないと思う。(笑)
頭ごなしに話したり怒ってはいけません。諭すように話します。日本の事はあまり
知らないので仕方ありません。
*マンションのインターフォンが鳴ってもドアを開けないようにさせました。
NHKの集金が来たときは対応が面倒なのでタイ語で話すようにしました。何でもい いから適当に話すと、相手は諦めます。(10年以上前からテレビを持っていない)
*仕事が終わっからまっすぐ帰り一緒にいる時間を多く作るようにしました。
日中は独りでいるしテレビ電話でタイ家族と話すぐらいだったので。
日本に知り合いがいませんので、孤立させないように日頃からコミュニケーショ ンを取ることが大事かと。
*結婚してもすぐに信頼関係は築くことはできませんので、嘘はつかず、誠意のある
対応を心掛けました。そうすれば何れわかってくれます。
DVを女性は怖がります。嫁は以前経験していて、数年は私を観察していたと言って
いました。
*スマートフォンは家のWIFIのみで使わせます。
タイ通信費が安いですが、毎日日本からタイにテレビ電話を2時間以上使いますか
らWifiでなければ大変なことになります。当初WIFI仕組みを知らなかったのでとて
も大きな金額となりました。(最後はSIMを抜いて使わせました。)
その他
アクセサリーはGOLDを好みます。
日本は傷がつきにくい18金の商品が多いですが、タイは22金が多いです。
18金だと騙したと思われます。嫁が怒って文句を言うので日本とタイの違いを説明
したことがありました。24金がいいのでしょうが、柔らかいですからね~
タイの田舎でもGoldショップは複数あります。ただし日本のような細いチェーンは少
ないです。
湯舟つかる習慣はありません。シャワーだけです。
湯舟は熱いと言って最初は嫌がりましたが、冬に温泉の素を入れるとだ段々慣れ、風
呂にiPhoneを持ち込んで鼻歌を歌っていました。今では日本式のお風呂が良いと言っ
ています。
国際結婚は離婚率が高いです。(原因はお金に関することや日本人男性の娘との相
性が悪いとかが多いような。東南アジアでは日本人は金持ちと思う人は多い。)
私も離婚経験がなかったら沢山喧嘩になっていたと思う。
以前にタイ人と国際結婚した人のブログで「夫婦間の倦怠期がない、嫁の精神年齢
は3歳児のような感じ」という文言あったが、悪い意味でなく無邪気という意味で
私もそう思う。3歳児と思えば腹も立ちません。
タイの習慣、嫁の育った環境を理解して尊重することが夫婦円満の秘訣と思う。
タイ人嫁との夫婦生活は日本男児の包容力が試される。