タイの田舎で隠居生活

タイの田舎で暮らすおやじので生存日記です。

移住後の隠居生活状況

タイに移住して10ヶ月経過した。

最初はビザ更新 など慣れない手続きでバタバタしたが、今は落ち着いた生活をしています。

タイに来て思うことは移住前に十分準備することが重要と思った。私は比較的準備したつもりだが、幾つか準備が足りないものもあった。しかし、嫁がタイ人だから助かったことが大きいところもあった。今は田舎で持ち家、庭と畑があるので庭いじりや農作業もある。疲れるが麦わら帽子を被り農作業をすることは健康に良いしタイの田舎を実感できる。また、いろんな人が訪問して来る。これがマンションの場合だったらベランダで何か育てるぐらいで外に出ることはないだろうし、人にも会うことはない。独身だったらおさら何の変化のない本当の外こもりになる。都会と違い田舎は娯楽はないので外出が好きな人は困るのではないかな?私は庭いじりが嫌いではないので合っている。日本にいた時はマンション暮らしだったが、1日中いたらぼけてしまいそう。

何処に誰とどのような所に住むのかで大きく生活が異なると思う。

お金も日本で計画していたより多くの出費が発生した。また、為替レートも現在よくないので、2割り増し位で出費は計算したほうが良いと思う。私が家を建てた時は、1円0,28~0,29バーツ位だったので今のレートでは、計画はもっと違っていたかもしれません。移住前に家と土地を手に入れておいて良かった。資金は余裕を持って準備した方が良いと思います。

健康面も重要だ。

私はタイに来てメガネをかけなくなった。小さな文字を見ることが少ないので。メガネを掛ける時は夕方嫁とバイクで出かける時だけ。虫が目に入ることがあるのでその防止する時だけ。後、血圧が正常値で安定している。多分、要因の一つに仕事のストレスがないからと思う。

持病のある人は注意が必要。年を取った人は切実な問題だ。治療や医療費の問題がある。健康保険制度がないので治療費は高額。田舎では日本のような治療は難しい。嫁の歯のかぶせ物が取れたたので病院行って治療したが、とても痛かったようだしすぐかぶせ物が取れた。日本の歯科医院が恋しいと言っていた。私もかぶせ物が取れたが、嫁が行かない方がよいといっているので行っていない。田舎の歯科医院は良くないらしい。田舎の医療全般は日本と同じような治療は難しいと思ったほうがよい。タイに来てからの方が健康に気をつけている。

私は一時死にかけた時があったので、穏やかに毎日楽しく過ごすだけで十分幸せと思っています。

雨季に入り気温が40℃前後になることはなくなったが昼間は35°C前後あり暑い。朝方や夜は随分と過ごしやすくなった。ただし、虫が多いのが困る。

私は全部タイ 飯。偶にはそうめんやそばが食べたい気がする。辛い物や豚足が苦手な人は苦労するかも。結構そのような料理は多い。私は豚足は食べられません。料理に内臓系のものも多い。そうでない料理も沢山あります。米は粘りと甘みはありませんので日本米が懐かしいです。インスタントの味噌汁を偶に飲んでいます。惣菜は屋台や市場で買えば安く済みます。果物は豊富で安いのでほぼ毎日果物は食べています。

タイに来て日本製品が如何に品質がよいかわかった。日本にいた時は当然のことと思ったが、タイでは、高級品です。タイでも売っている物もありますが中々手に入らない物もあります。タイ製品は壊れやすいです。小物でも日本から持ってこれるものは持ってきた方が良いと思います。

 

嫁は日本いた時とタイにいる時と異なった感じ。悪い意味でなく、環境の違う日本で我慢していた部分があったみたい。タイに戻って素が出ています。例えば、朝早く大音量で音楽を聞いたり大きな声で話したり。日本のマンションではできませんでしたからそういう意味では知り合いもいなくて可哀想だったと思います。ただ、日本の方が暮らしやすいと思う人もおられるようです。日本は便利ですからね。嫁は、朝6時前から食器を洗ったりいろいろやっているようです。また庭いじりも生き生きやっているようにみえます。

 

タイに移住してから日本人の方と話したことはありませんが、別に不自由していません。自然を満喫するだけで十分満足感を得ています。

国際結婚も生活習慣が異なりますが、日本でも同じと思います。関西と関東の違いみたいなものと思います。最終的に習慣と人間性の違いだけと思います。

 

今私は満足した隠居生活を送っていますが、どのような生活スタイルにするかで、また変わってきます。私は老荘思想のような生き方をしていきたいと思います。

タイに移住したら日本の常識は捨てた方が良いです。その方が気持ちが楽になります。