タイの田舎で隠居生活

タイの田舎で暮らすおやじので生存日記です。

ある日の出来事79

日曜日の昼食に嫁とソムタムを食べていたら、 息子の嫁は、セブンイレブンを辞めたと言う。2日で辞めた。「早っ!」。ま、最初からサービス残業だったから不運とは思うが・・・。

今後、どうするか私が尋ねると、来年早々にマレーシアに行くという。マッサージを習い資格を得るという。なんでも、叔母がマッサージの仕事にしていて月額100,000バーツ稼ぐという。息子の嫁は可愛い系で華奢な体格。息子は反対したそうです。上手くいけば良いが、世の中そんなに甘くないと思うのだが・・・。気軽にマレーシアに行くというがビザはどうするのでしょうか? 

夫を支える気はないので困ったもんだ。多分、直ぐタイに戻って来るような予感がします。

若い人は簡単に仕事を辞める。正社員ではなくアルバイトのような形態だから、昇格、昇進、昇給、ボーナスも無いから当然と言えば当然だが。タイでも日本でも同じなのだろうか?

どういう選択基準で仕事を選んでいるか私には理解できませんが、息子夫婦が安定した仕事をするよう願うだけだ。

息子の嫁は、車が欲しいとか贅沢がしたいと言っているらしいです。共稼ぎなら20,000バーツくらいになり、家もあるので田舎では十分暮らせます。バンコクで働いた時に何か感じたのかもしれません。息子の嫁は、今は無職ですが、家事はしたくないようなので実家に帰って別居中。今は夫と居たくないそうです。家事と言っても食器を洗ったり自分達の洗濯だけです。我儘を許すかどうかは息子次第と私と嫁は思っています。夢を見るのは良いが、自分の能力を考えずに行動すると良い結果にはなりません。

私の嫁が呼んでも返事もしない様子。私の嫁と義母はもう諦めているようです。息子は元気が悪いですが真面目に働きに行っています。

夫婦の仲は本人達しかわかりませんから。

私や私の嫁は働いていませんが生活出来ています。そのような生活を夢見ているのかもしれません。自分の夫や両親のように安い賃金で働くことに抵抗があるのかも知れません。学歴もなく特段の能力が無いも無い者が、きれいな服を身に付け贅沢な生活するためには水商売しかない気がしますが。

「足るを知る者は富む」のようにコツコツ働くことが幸せになる近道と思うのです。今後、どうなるでしょうか?

国際結婚でも相手を容姿だけで見ると、しなくてよい苦労をします。タイの田舎では、ファランや日本人は金持ちと思っている人がまだ沢山います。特に若い女性は夢を見がちです。

 

昔、ラオスの女性と結婚した日本人がおられました。男性は定年間近。女性は20代。その女性と嫁は顔見知りでしたので日本で連絡し合っていたので話を聞くことがありました。私も男性から相談を受けたこともありました。部屋から出てこないとか買い物に行っても高い物しか買わないから買い物かごから男性が戻したりしていたそうです。定年後給与は少なくなると言っても信じず、「お金はある、あなたは持っている」と言って理解しないそうです。最後は女性はラオスに帰ると言い、男性は1万を渡し家の近所のバス停まで見送れば勝手に帰るだろうと言います。男性の家は田舎らしいので空港までかなりの距離があると言います。私は男性に空港まで見送る義務があるし1万円では少ないのでは?と言いました。その後女性は無事ラオスに戻られたそうです。その男性以前にもタイ女性と結婚して別れたそうですが、名前をその男性の苗字をそのまま使っているからまだ気があるのでは?と言っていました。私の嫁にその女性に連絡してまた一緒に暮らそうと言ってくれないかと言うので、そんな重要な事は自分で言うべきと言って断りました。多分、タイ女性は面倒だからそのままにしたと思います。色んな人がいます。国際結婚の難しがあります。

ラオスに戻った女性はラオス男性と結婚して子供を産みましたが、肝硬変かなんかで亡くなった。やるせない話です。

因みに、厚生労働省の「2021年度 人口動態調査」によれば、国際結婚の離婚率は51%となっている(国内離婚率は36.3%)らしいです。タイの離婚率は40%くらいらしい。

また、ある調査では、日本人男性とタイ人女性の離婚率は2016年調査の離婚率は54%だそうです。