タイの田舎で隠居生活

タイの田舎で暮らすおやじので生存日記です。

資格勉強の思い出

 昔、資格勉強の時を思い出した。私は複数の資格に挑戦して所得した資格もあり出来なかった資格もある。土地家屋調査士を目指して学校に通ったこともあり、中小企業診断士を目指し断念したこともある。いろいろ挫折を味わいました。

資格取得を目指したのは、会社を辞めればただの人、会社の看板があるから成り立つ事を自分の能力と勘違いする人がいる。私の能力だけで評価されるのは資格が手取り早いと思った。

運良く社労士の資格を取得したが、勉強方法の確立に苦労した。いろんなものを試したが、基本に戻る事が重要だとわかった。いろいろ手を出すのではなく1冊の参考書、一問一答、五肢択問題集をやった方が良い。何故正解なのか、何故間違いなのかという理由が重要。受験に成功している人は要点を理解するのが早い。出る可能性の問題だけするし可能の低い問題は捨てる。100パーセントの正解を目指すのでなく合格を目指すのは何点取るかを考える。大学受験と同じと私は思った。また、勉強時間の確保に苦労した。働いた後は家で2時間くらいが限度なので隙間時間を利用した。朝、1時間早く起きて選択式の問題を解いたり昼休みや移動時間を勉強時間に当てた。

社労士資格は勉強すれば必ず受かる資格と思う。商業高校出身でFランの大学しか出ていない私でも取れる資格だ。昔、社労士資格の合格の秘訣のインタビュー受けた事がある。その時のインタビューがCDになり雑誌の付録で販売された事がある。良い経験だった。

LECやTACの模試もC判定が1度出ただけでDやE判定だった気がした。模試結果は当てにならない。

合格の時の試験場は広島だった。とある大学が試験場だったが、土地勘はなかった。最寄りの駅に降りると沢山の人が歩いていたので、多分、みんな受けにいくと思ってついていったら無事着いた。試験場で驚いたのは、机の上に参考書を山積みにしている人がいた。「あんなに沢山の参考書を持ってきて重たいのにご苦労さん」と思った。今更慌てても仕方ないと思うのだが。私は学校前に専門学校の予想問題らしきものなど数枚もらったのでそれを見ていたぐらい。結局その年の合格率は7,5%だったので、あの試験場で合格者は100人も居なかったと思うと後でビックリした記憶がある。

 

資格を持っているからではなくその資格をどう使うかが重要。総務部長の後任を募集した時、いろんな人を面接した。社労士資格をば持っている人も複数いた。面接で聞きもしないのに通勤災害のウンチクを言う人もいた。また、総務経験数十年でも何の資格も無い人もういた。募集趣旨を理解していない人、小さい企業だから能力のある人はいないと上から目線の人が多かったな。

資格がすべてではないが、資格があればチャンスはあると思う。働きながら隙間時間で勉強したと言う努力が理解されるから。

資格取得は年齢に関係なく挑戦すべきと思う。

年金アドバイザーの資格は、 社労士試験の 年金が苦手だったから勉強した。資格の価値はすぐででないない。数年後、10年後に取って良かったと思える日が来ると思う。先にとったもん勝ちだ。因みに、資格に関する投資は100万円は超えていると思うが、元は取れたと思います。

今でも勉強していたころを思い出す。